【校長通信】泉ヶ丘祭3日目 自分たちで考え、自分たちで創る――泉ヶ丘祭、最高の3日間
3日間にわたって開催された泉ヶ丘祭。
最終日の3日目は、各クラスやクラブによる飲食バザー、模擬店などが行われました。
中学生は自由参加という形でしたが、今年も多くの中学生、保護者の皆様が参加してくださり、学校全体が大いに盛り上がりました。
高校生にとっては、自分たちで企画し、準備し、運営する一日です。教室や廊下、グラウンドなど、学校のさまざまな場所で、生徒たちがそれぞれ工夫を凝らしていました。
友達と一緒に楽しそうにお客さんを呼び込む姿。忙しそうに調理や販売をする姿。
自分たちの店を少しでも良くしようと、最後まで工夫を続ける姿。
普段の授業ではなかなか見ることのできない、生徒たちの別の一面を見ることができました。
そして、今年の3日目には、泉ヶ丘祭として初めて「キャッシュレス決済」を導入しました。
昨年までは、事前に金券を購入してもらい、その金券を使って各模擬店で買い物をしてもらう方式でした。
この方法にも良さはあったのですが、一方で課題もありました。
時間帯によっては、人気の商品が早く売り切れてしまい、せっかく購入した金券を使えなくなってしまうことがありました。
また、使い切れずに金券が余ってしまうケースもありました。
さらに、泉ヶ丘祭が終わった後には、各店舗の売上を集計するなど、かなりの作業が必要となります。
その処理のために、特定の先生方に大きな負担がかかってしまうという課題もありました。
そこで今年は、新しい方法としてキャッシュレス決済を導入することにしました。
もちろん、新しいことを始めれば、最初からすべてが完璧にいくわけではありません。
「うまくいくだろうか」
「生徒たちは対応できるだろうか」
「保護者の皆様にも利用していただけるだろうか」
さまざまなことを考えながらのスタートでした。
しかし、実際に始まってみると、生徒たちは思った以上に柔軟に対応してくれました。
これも一つの「挑戦」だったと思います。学校行事では、どうしても「去年と同じように」という考え方になりがちです。
もちろん、これまで積み重ねてきた良いものを大切にすることは必要です。しかし、それと同時に、
「もっと良い方法はないだろうか」
「今までのやり方を変えたら、もっと便利になるのではないか」
と考えることも大切です。
今回のキャッシュレス決済も、まさにそうした挑戦の一つでした。
実際にやってみて初めて分かることもあります。うまくいったこともあれば、改善した方がよいこともあったと思います。
そうした経験を来年度につなげ、さらに良い泉ヶ丘祭にしていきたいと思っています。
そして、3日目の学校を見ていて感じたのは、やはり生徒たちの「楽しむ力」です。
自分たちで考え、自分たちで準備し、自分たちで運営する。
もちろん、途中では思い通りにいかないこともあったでしょう。
それでも、友達と相談しながら、声を掛け合いながら、その場その場で考えて動いていました。
これは、教室の授業だけではなかなか身につかない力です。自分たちで考えて、行動して、うまくいかなければ修正する。
そして、誰かと協力しながら、一つのものを完成させる。
こうした経験の積み重ねが、生徒たちの「総合知」につながっていくのだと思います。
3日間の泉ヶ丘祭を通して、生徒たちは本当にさまざまな姿を見せてくれました。
ステージで表現する生徒。
歌声を響かせる生徒。
仲間を支える生徒。
模擬店を盛り上げる生徒。
表には出なくても、準備や片付けを頑張る生徒。
そして、周りの人に気づき、さりげなく声をかける生徒。
一人ひとりが、それぞれの場所で自分の役割を果たしていました。
だからこそ、泉ヶ丘祭は一つの大きな行事として完成したのだと思います。
生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。
そして、準備から当日の運営、片付けまで、生徒たちを支えてくださった先生方、そしてご来校いただいた保護者の皆様にも、心より感謝申し上げます。
3日間の中で生まれたたくさんの笑顔と経験が、生徒たちにとってこれからの学校生活につながる大切な財産になってくれればと思います。
来年の泉ヶ丘祭は、今年よりもさらに進化したものになることを期待しています。
今年の経験を、来年の挑戦へ。
泉ヶ丘祭、本当に素晴らしい3日間でした。








